季節おいてけぼり
歌詞
山羊夫と猫代
夢の中にも毛が生えるやつがいるそれはとってもピュアでささくれたウソよ
ほらニーソが可愛く微笑んで微笑み返しが仇になる
山羊夫が猫代に近づいてチェコチェコとヤギの恩返し
不条理ってほどやりきれんことがある勇気なんかで殺されることもある?
けど恋する乙女に逢いたくて今日も僕達は負け戦
山羊夫が猫代に近づいてチェコチェコとヤギの肝だめし
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
家アトラクション
めだか潰しのボンバー猿の長 地下プロレス素晴らしき体だ
企画倒れ近場でアトラクション疲れ知らず遊戯の達人だ
プラス思考でロンリー旅人ビキニショットで歩幅が乱れた
素肌美人THE ENDの旅の書 書き換えたら保証対象外だ
肉が疼いたもんで嫁がこれなもんで
雅が強がるもんで 家が落ち着くもんで
シチューを煮てる 肉を焼いてる 魚を見てる 自由にしてる
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
猫の目の歌
奇跡が炸裂した反動で今日はぼんやり鬱を吐いた
溝に棲む一匹の野良フェレット目と目が合ってはっとする
人嫌いはそろそろ止めにして街へでるか
妄想で鬼退治 この間 このタイミングで
すべて笑わせてみたいの ってもしかしたら
私が鬼かもしれないの
本当は雨が降っててほしいの 歌を忘れて眠ってられるから
どうやら私ももう少し生きてなくちゃ嘘になるらしいの
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
星になりたい☆
生意気さんいらっしゃい まだ黒い鉄球を胸に持ってるの
世代を越えて壁を作っちゃえ わかってくれる人にはアメちゃんあげる
雲ってすごい速さで動いてんだな
仮面に隠した不安の炎 流れ巡るのだ体内を
無邪気なふりして猛る才能 変えてやるのだ人間を
だってほら星になりたいから
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
0点
僕の口のなかに虫歯が進む 電信柱はいつものんびりたってる
春の光の中へ忘れたものを思い出す
眩しい校舎のてっぺん 気がいってしまった
つくしが高速道路を暴走するんだ バケツが七つの海を占領するんだ
僕のおうちの核実験で出来上がる黄色いオムレツ
僕のおうちの核実験で茹で上がるスパゲティ
つくしが高速道路を暴走するんだ バケツが七つの海を占領するんだ 作詞 北岡英樹 作曲 北岡英樹
風船とアイドル
風船一人で淋しく考える 明日で命が終わるよと
アイドルは一人で哀しく悶える今日も私笑ってないと
風が吹いたら明日は海に行こう
さよならが煌めくなら心はきっと残るだろう
あの猫が振り向くならこの病も治るだろう
花の蕾が揺れた 夜明けも待てぬまま
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
おわりの季節
雪の日ゴロゴロ雷鳴るだろう いつかまたどこかで聞こえてくるだろう
あなたが奇跡のように横にいる 綿虫手のひら今年も終わりだよ
なにもないまま町は黄昏 ひっそりとした空気がゆれた
お待たせしましたなんてひょいと出て 兎の耳したニット帽くれた
あなたはちっとも似合ってないのに二人お揃い恥ずかしくないのかな
寒さをこらえそこまで走ろう丘の上から町を見下ろせ
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
池がある
あれは杜若か花菖蒲か あれは亀か古いペットボトルか
あいかわらずその輪に入れないな 動かなくても酸素が足りないや
気楽といえば聞こえはいいかもな 曝け出せれば自由はいらないや
憂い夜泣き真夜中のブランコが露に濡れて一つ危険を生んだ
汗に塗れたどこかの若者が安い花火を湿気らせてしぼんだ
作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
引っ越し
近く野次馬 火事の日の陽炎 夏が厭だと言っているように
自転車の僕を雨と引き合わせ 夕立苦いアスファルトの匂い
歯切れの悪いカラスのにごり声 後光の射すひび割れた宇宙
あちらこちらにとばした胞子を文字に書きとめあなたに送った 作詞 チェコヤギ時夫 作曲 チェコヤギ時夫
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